同じ遅刻でも全然違う。

長男は、不登校ってほどでもないけれど

登校渋りが、かなりあって

2年生、欠席・遅刻・早退が とても多かった。

 

3年に進級してから

長男はかなり頑張っていた

学校から帰ると くたくたになるほど。

 

今日、久しぶりに長男が登校する直前になって

お腹がいたくなりトイレに籠った。

 

彼は 焦っていた。

今日は朝会があるから いつもよりも早めに行かなくちゃならないのに

 

ほんの1か月前には、
9時になろうと 10時になろうと

悶々と 暗い表情で「学校に行こうかどうしようか」を悩んでいたのだから

これは、かなりの進歩なのだ。

 

担任の先生には連絡して、送り出す。
1時間目の始まりには十分間に合う。

 

遅刻も重なれば成績に響くし、遅刻しないにこしたことはないんだけど

今日の遅刻は、長男の頑張りの賜物なので

私は、とてもうれしいのです。

 

 

 

 

しょーがない ってことがある。

長男は

今日は久しぶりに8時前に家を出て

「心配事のない朝」だったのだけど

担任から 

校門の前でstopしちゃって

少し話をしたけれど

今日は引き返す。と連絡が入る。

 

思うようにはいかないもんです。

でも しょーがないよね。

周囲は どっしり構えるに限る。

「きみはいい子」

私には 虐待の記憶はないし

たぶん 愛されて育ったと思う。

 

それでもなお

自分自身をきちんと愛せない

わたしはここに居てもいいのかと

言いようもない不安を感じることがあった。

 

今だって 不安。

ちゃんと自分のこどもを愛せているか不安。

 

 

 

 

正解はわからない。

行き渋りの長男は

今日も8時20分に家を出て

8時40分に帰ってきて、トイレに駆け込んだ。

 

今日から学年末試験の結果が返ってくるもんね。

気休めの整腸剤を飲んで

ちょっと休んで

9時20分に 再登校。

 

これが今の長男の精一杯。

大人にしてみたら 「これしき」のことではあるが

彼は大いに悩み苦しんでいるのだろうから 

今は 彼が学校に向かう気持ちが萎えていないことを 評価したい。