らせん状に咲くアサガオ
江戸時代後期
庶民の間にアサガオの変種を愛好する人たちがいて
空前のブームになったことがある、そうな。
こんなのは だから序の口なのだと思う。
江戸時代の人は
変わりアサガオが咲くのは
遺伝情報が傷ついたからだと
知っていたのかな?
7月ころから花を咲かせるアサガオは
9月ころから こんな状態のものを咲かせるようになる。
花ならば それを愛でればいい。
人ならば。
今年のある時期に
まるで何かのキャンペーンのように、
「女性の卵子も老化する。不妊の原因のひとつ」
と盛んに言われた。
個体が生まれて、その命が終わるまでの過程には当然衰える時期がある。
そこに なんの不思議もない。
らせんのアサガオは、つまりはそういうこと。
そんな私の「女としての機能」も 間違いなく衰退期。
それに抗いたくはないが やっぱり、一抹の寂しさを感じる。