グリーンカーテンは、世界だ。

今年のグリーンカーテンもそろそろ終盤。

鉢の一つに、根切り虫が住み着いて、

あっというまにアサガオを瀕死に追いやるが

もはや切り花状態になっているアサガオが意外にしぶとく

茎からわずかばかりの水分を吸い上げて、生きながらえている。

 

同じ鉢のゴーヤは、根切り虫の被害にあっていない模様

ゴーヤはどうやら 虫も食わないほどのまずさらしい。

その苦い実を 湯がいて食べましたがね。

 

それにしても アサガオはアホのように 種を作っている。

そして、満足したかのように 葉っぱを黄色くしている。

 

数年前に

「アホほどの種は要らん」と思い

花が咲いた後の花がらを 子房ごと摘んでみた。

そしたら 

「子孫を残すまでは死ねん!」とばかりに

11月近くになっても 花を咲かせようとするのね

で、後半はお花もキレイな形のものが少なくなって

遺伝子に傷が付いちゃった感じのものになっていて

結局、11月のアタマに(まだ緑の葉をつけようとしていたけど)

撤去したことがある。

これはこれで なんだか切ないものがあったので

今年は 花がらをそのままにしておいたら

あんがい 1/3ほどは種を付けずに枯れていく。

うまいことバランスをとっているもんだ。

 

ゴーヤもね

実がなっているうちは 新しい雌花が咲かない。

実を採ったら そのあとで猛然と雌花の蕾が出てくる

ひとつの茎に、4つの雌花の蕾がついたことがあって

最初に咲いたのが 順調に成長し始めたら

後に控えていた雌花は 咲かない。

もちろん、それがゴーヤの生き残りの戦略。

ホントに、うまいことできているものだ。